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令和3年9月10日


小山町議会議長
遠藤 豪 様


オンブズマン小山町代表 牧野惠一 
                           事務局長 岩田和之 

電話 080‐9542‐3617 
                                        

小山町役場の提案による議案に係る慎重審議のお願い

 日ごろは小山町民の福祉向上及び小山町政の監視にご尽力いただき感謝申し上げます。
 私たちオンブズマン小山町は、概ね10年間に行われた小山町の違法行政、或いは税金の無駄づかいの実態を明らかにし、小山町政の正常化を目指す町民有志で立ち上げた住民団  体です。町政監視は本来町議会に負わされた義務ではありますが、議員各位に気づかない非違事案が数多見られますことから、オンブズマン小山町を立ち上げた次第であります。社会正義を基本とした町政運営が行われるよう微力ではありますが尽力してまいります。
 さて表題の件でありますが、平成30年6月議会に「平成30年度小山町新産業エリア造成事業特別会計補正予算」が提案されました。工業団地造成事業のために小山町が購入した土地に大量の廃棄物が埋められていたので5億円余でこれを処理する、というものでした。
 この議案に対しては、一部の議員から町はごみの存在を知っていたのではないか、民法で売り主側に責任がある、町は土地売買契約書から瑕疵担保責任の条文をなぜ除外したのかという意見・疑問が出されましたが、役場当局はごみの存在は知らなかった、契約書に瑕疵担保責任の条文を入れなくてもよい等の説明に終始し、賛成多数で可決されました。
 しかし、令和元年末にごみの処理費が11億円不足することが明らかになり、池谷町長が前町長らの責任を問うと発言し、新聞紙面を賑わしました。すると、込山前町長は令和2年1月6日の静岡新聞で、ごみが埋められていることは知っていたと発言しました。つまり平成30年6月議会において虚偽の説明で5億円余のごみ処理費支出を認めさせたことになります。想定通りの事実ではありましたが、町議会即ち町民を愚弄した行為の反省は一片も語られませんでした。
 議員各位は複雑な心境であったかと推察いたしますが、係る事態を繰り返さないよう議案の審議には合法性や事実の確認など、慎重を期していただきたくお願いをいたします。

 

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